2011年2月15日火曜日

B型なのでお許しください・・・

Agile Media Networkという会社をご存知でしょうか?

飲食店関係者の方にはあまり馴染みがありませんが、ソーシャルメディアを使ったプロモーションやその効果測定などのサービスを提供している、その筋では大変有名な会社です。

その会社がソーシャルメディア活用企業トップ50を独自に調査し、公開しています(レポート要旨はコチラ)。

※あくまでも「独自に」というトコロがミソです。ある程度の知識があれば、同じ結果が得られるかどうかは抜きにして、似たようなデータを得ることはできます(多分、私にもできる!)。

大変、興味深いレポートですので、ご一読いただけると色んな示唆が得られるかもしれません。

さて、このレポートを読んで、私の頭の中で色々なことが駆け巡りました。それを手短にまとめてみました。

言うまでも無く、BtoCにはソーシャルメディア活用はマッチするのは間違いない(Top50に入っている企業のほとんどがBtoC企業)のですが、その費用対効果はまだまだ練れていない(大きな効果を得ようとすれば、それなりの投資が必要、ということが認知されていないことも含めて)。

しかし、こういったBtoC企業と個人経営のクオリティ・レストランとの違いは明らかに規模と業態。売りっ放しで良いビジネスでは無いですし、席数が多くても40くらいの飲食店では、いくら口コミが爆発しても、それによって得られる効果の限界はすぐに来てしまいます。

予約の取り方を工夫したり、ディナーで2回転するよう来店時間をお客に(良い意味で)強いることができるようになれば、それはそれでアリでしょうが、そのような状況になるとお客の店に対する期待度は最大限に膨らみます。もし、スタッフが流動的で、安定的なパフォーマンスが出せないのであれば、却って満足度を落とし、悪い口コミが拡がる元になりかねません。満席は売り切れと同義です。良くもあり、悪くもある。

席数と客席稼働率を考慮し、いつ、どれくらいのお客に来てもらいたいかを考慮した上での集客施策、及びソーシャルメディア活用とその予算確保が重要なのだと思います。

以上、元ネタからはかなり飛躍した結論になってしまいました。。。

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